ブライダルチェック

ブライダルチェック

みどりのクリニックでは性感染症、精液検査など妊娠に必要なホルモン、性機能の検査が可能です。精索静脈瘤の有無もオプションで検査可能です。検査結果に1週間前後お時間いただきます。精液検査は事前に検体容器をお渡しし、ご自宅で採取していただきクリニックにお持ちいただきます。精液検査以外は当日検査可能ですが結果は1週間程度かかります。自費検査となります。症状状況によっては保険で可能な場合もございますので一度受診していただくことをお勧めします

性感染症ミニマムセット:10000円

一般的に罹患しやすい性感染症検査となります。

  • 検査項目:淋菌、クラミジア、梅毒、トリコモナス、マイコプラズマ

性感染症検査セット:15000円

性感染症検査となります。一般的に検査する機会の少ない肝炎ウイルス、HIVも検査します。

男性妊娠前性機能検査:25000円

性感染症に加え男性不妊の原因となる内分泌検査(LH/FSH、テストステロン/フリーテストステロン、プロラクチン)、精液検査を含めます。精液検査は事前に検査容器をお持ち帰りいただき検査当日にクリニックにお持ちいただきます。

内分泌検査について

テストステロン(男性ホルモン)、フリーテストステロンと測定することが多く、男性更年期の診断の参考になります。テストステロンのうち、フリーテストステロンという活性を持つテストステロンの割合が加齢とともに減少することからテストステロン(トータルテストステロン)とフリーテストステロンを測定します。

テストステロンは血中にタンパク質と結合した状態で存在し、総テストステロン(テストステロン)として測定します。結合型テストステロンは活性をもっていないのでタンパク質と結合していないフリーテストステロンを測定することで加齢に伴う影響や性機能を判断いたします。

LH/FSHは精巣から精子を作り出す命令をするホルモンです。
プロラクチン:乳汁分泌ホルモンです。このホルモンが上昇していると不妊症やEDの原因となると言われています。

  • 風疹抗体価:妊婦の妊娠中の風疹感染は先天性風疹症候群という胎児の異常を引き起こします。妊娠前は風疹抗体価を確認することが重要です。

男性不妊の原因となる精索静脈瘤の超音波検査はオプションで5000円の追加で可能です。

院内精液検査

2024年12月より院内精液検査が可能となりました。

当院のブライダルチェックの精度向上のため迅速精液検査が可能となりました。クリニック内にSQA-iOを導入し即日性液検査結果のお渡しが可能となります。(自費診療となります)

精液機能検査 6000円 診察費込み(ブライダルチェックに採血検査など含む場合は別項目参照)

以前は検査委託会社に提出していたため測定までにタイムラグがありましたがより正確な精液機能の評価が可能になります。また、検査項目も増え、濃度、p H、運動率に加え、直進性、正常形態率、精子運動性指数(SMI)が評価できます。 SMIとは運動精子濃度と曲線速度を1つの値に統合した数値です。この値は男性不妊症と相関しており、この値が80を下回ると体外受精などを考慮する基準となります。

不妊は女性だけの問題ではなく男性の要因も半数程度あると考えられています。最初に男性の機能をしておくことでよりスムーズな不妊治療が開始できると考えます。結婚前の精液機能の評価、感染症後の精液機能の影響のチェックなど婦人科や不妊専門外来に受診する前の男性機能評価が気軽に行えます。また、パイプカットなどの手術後の性液検査にも有用です。